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キッチンの設計

キッチンの設計

■商品選びばかり目をとらわれないで、きちんと設計をしてから
 キッチンは主婦にとって最も親密にお付き合いしていくことになる住宅設備です。
キッチンメーカー各社、様々な最新設備などを搭載し、商品選びをするだけで楽しくもなります。
しかし、商品選びに目が移りがちですが、まずはしっかりと設計から考えることが大切です。
以下の設計ポイントをある程度検討した後で商品選びに移りましょう。


【キッチン設計のポイント】

  • リビング・ダイニング・キッチンの間取りにしめるキッチン面積とレイアウト
  • オープンキッチンにするか、独立型キッチンにするか
  • キッチンのレイアウトと大きさ

レイアウトの基本はワークトライアングル

■作業動線を考える
 キッチン選びの中で一番最初に決めるべきポイントはレイアウトです。
住宅設計段階で、間取りの設計と合わせてキッチンのレイアウトも決める必要があります。
キッチンレイアウトを決める際の基本は、ワークトライアングルです。
ワークトライアングルとは、シンク、加熱調理機器、冷蔵庫の3箇所を結ぶ作業動線のことです。
この作業動線の形や長さによって、動きやすさや効率性が変わってきます。
長いT型のキッチンは、作業動線も長くなり、大きなデメリットになります。
動線の目安は、ワークトライアングルの総和がT型が270cmが理想(350cm以下に!)
それ以外のレイアウトでは、270cm〜550cmになることを心がけましょう。


【ワークトライアングル】
ワークトライアングルと長さの目安

間取りとキッチン

■家の間取りとあわせて考える
 キッチン周りに配置する食器棚、勝手口、パントリーの位置も
レイアウトを決める際の考慮すべき点となります。
生ごみや空き缶など、調理で出たごみを外に出す場合、
勝手口はキッチンエリア側に作るのが理想です。

近年、生ごみはディスポーザー機能付きシンクのついた商品も発売され、
空き缶などのごみも、臭いが漏れにくい設計にしたゴミ箱をシンクの下に
取り付けたシステムキッチンもありますので、考慮すべき点です。

食料の保管用スペースとしてパントリーは非常に有効になります。
こちらも食料を貯蔵する目的として利用するので、キッチンスペースのすぐそばが理想です。
それらの配置を考えた上で、キッチンのレイアウト選びを行ってください。

レイアウトの種類

■レイアウトの種類

 キッチンには以下に示す5タイプのレイアウトがあります。
レイアウトを決めるポイントは先に述べたワークトライアングル、
つまりシンク、加熱調理機器、冷蔵庫の3箇所を結ぶ動線を考えることです。
以下にそれぞれの特徴を記載します。

T型キッチン U型キッチン L型キッチン
キッチンセットを一列に並べたレイアウト。
最も一般的な形で、キッチンが狭い場合に有効です。
アパートやワンルームマンション向き。
横に広いキッチンでは、動線が長くなるため不向きになります。
コンパクトなスペースで動線を短くしたレイアウト。
横に広いキッチンではT型でなく、U型の方が有効になります。
シンクと加熱調理器は一列に並べるか、分けるかの選択肢がポイントです。
一列に並べた方が作業しやすく、一般的といわれます。
列の幅は120cmが標準的。
コーナーをキッチンセットの一部に利用するレイアウト。
コーナー部分を有効活用すれば作業スペースが確保できます。
加熱調理器とシンクを対角に配置できるため、作業効率があがります。
T型より横幅に余裕がある場合にオススメです。
キッチンレイアウトT型、U型、L型
キッチンレイアウト選び
U型キッチン アイランド型キッチン
キッチンセットをU字型に囲んだレイアウト。
動線が短くなり、作業スペースも確保しやすくなります。
キッチンスペースに余裕がある場合、有効です。
逆にキッチンが狭い場合にU型を選ぶと圧迫感が出ます。
中央部の空きスペースにより、作業効率も左右され、80〜120cmが目安。
広すぎると、逆に効率が悪くなります。
購入時のキッチン価格は比較的高め。
キッチンセットを島のように独立させたタイプ。
360度、多方面から作業できることがメリットです。
また、明るく開放的なスタイルで、リビングとのコミュニケーションをはかるにも最適です。
コンロはT型、U型のようにアイランドの後ろに設置することも可能です。
こちらもキッチン価格は比較的高めの傾向があります。

壁からカウンターが延びたペニンシュラ型(ペニンシュラとは半島の意味)もアイランド型と同じ扱いをされることもあります。
キッチンレイアウトU型・アイランド型
キッチンレイアウト選び


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